札幌ではどこに住みますか?どこへ通いますか?札幌の「駅」の交通や買い物の利便性などをまとめたブログです。

札幌<桜の穴場>は北海道神宮の桜と梅の競演!!

北海道神宮は、札幌で一番有名なお花見スポットですが、あえて「桜の穴場」としてご紹介したいと思います。

札幌市内で桜の名所と言われる人気スポットはたくさんあります。

モエレ沼公園・円山公園・中島公園・真駒内公園・大通公園・北海道庁・北海道大学・前田森林公園・農試公園・戸田記念墓地公園・寒地土木研究所など、札幌市には10以上の桜のお花見スポットがあります。

そんな中、今回はあえて人気ナンバーワンと言っても過言ではない北海道神宮を、あえて「穴場」としてご紹介するのは、他のスポットとは明確な差別化(オンリーワンな)要素があまり知られていないからです。

タイトルには「桜と梅の競演」とだけ表現していますが、他にも理由があって、そのあたりをまとめていきます。

実は、神宮内の巡り方がとても重要なので、そのあたりもたっぷりお伝えしていきます。

北海道神宮がオンリーワン=穴場である理由

神宮でのお花見

他の桜の名所はほとんどが公園であるのに対し、こちらは神宮ですから雰囲気が違います!

北海道神宮の厳かな雰囲気とマッチした上品でもあり圧巻でもある参道・本殿の桜が見事です。

桜と梅の競演

同時に鑑賞できる「梅」が桜に負けじと見事です!

札幌のお花見の大きな特色である桜と梅が同時期に見られるという点を、1つの場所で実現してくれるのは北海道神宮しかありません。

円山公園でバーベキュー

お隣の円山公園ではバーベキューやジンギスカンなどを、公園内で火を使って楽しむことが出来ます。

公園内で火器を扱えるのもとても珍しいことですが、コロナ感染拡大時には中止となる場合があります。

出店でも職の楽しみ

北海道神宮内には60店舗ほどの出店が出るのでランチや一杯!が楽しめます。

お花見・食以外の楽しみも

円山公園には、バーベキュー以外にもピクニック気分が味わえる自然豊かな緑のスペースが至る所にあり、また円山動物園や野球場・テニスコートなど、1日いても飽きない要素が詰まっています。

緑やスポーツ施設は他の総合公園でも可能ですが、円山公園は札幌都心部から一番近い総合公園で、大通から地下鉄東西線でたった3駅・6分の円山公園駅から徒歩数分という好立地です。

これらが、北海道神宮がオンリーワンであり穴場であるという所以ですが、何と言っても「桜」と「梅」が両方観られるスポットであるということが、最大の理由となります。

穴場と言える「桜と梅の競演」について

1,400本もの桜

エゾヤマザクラやソメイヨシノ・ヤエザクラなどを中心に、1,400本もの桜が咲いています。

特に第二参道沿いの桜はお見事です!

その参道の最後に、上の写真に写る「本殿」があります。

280本の紅白の梅の花

北海道神宮には280本の梅の木も植樹されていて、この梅と桜が毎年ゴールデンウィーク中に同時に見頃を迎えます。

本州では普通、梅と桜の季節は異なりますが、北海道では梅と桜がほぼ同時に咲きます。

この現象は、全国的にも珍しいことのようです。

数年前までは桜の見ごろはゴールデンウィークの一週間後であることが多かったのですが、ここ数年は、ゴールデンウィーク中に満開となっています。

北海道神宮の第二鳥居を入ってすぐ左手に入っていくと「梅林」があります。

詳しくは、後段に載せた画像(地図)をご覧ください。

桜と梅はどちらを先に観るべきか?

第二鳥居を入ると、左に行けば梅林ですが、まっすぐに行くと上の写真のような「参道」の桜並木も目に飛び込んできます。

正直、どちらから先に観た方が良いのか迷うところですが、是非とも「桜」から先に観ることをおすすめします。

理由は簡単で、「桜」より「梅」の方が色が濃い・艶やかなので、梅から先に観てしまうと、桜の木が薄っすらボヤけて見えてしまう可能性があるからです。

北海道神宮の桜&梅の観賞方法

おすすめ順路は?

まずは、上の画像で北海道神宮内の位置関係を確認してください。

ちなみに、上の地図には第一鳥居がありませんが、第一鳥居は境内から離れた北一条通という札幌市の大動脈道路の車道をまたぐようにかかってます。

マンションの7~8階程度の高さで普通の街中にそびえています。

効率的&ポピュラーな進路

円山公園駅から一番近い「公園口鳥居」から入ったら、まっすぐ「本殿」を目指しましょう。

本殿でおみくじなどを引いた後に、「第二鳥居」へ向かいながら参道の桜も楽しみましょう。

そして、第二鳥居の手前を右に入って、梅林を最後に楽しみましょう。

上記の進路が効率的でポピュラーではあるのですが、この進路だと円山公園の宴会地域を通ることになり、けむけむの中を抜けることになります。

また、この宴会を目当てにしたカラスたちにも遭遇します。

桜と梅の競演・おすすめコース

円山公園には入らず、北海道神宮へは「第二鳥居」から入ってください。

そして、目に飛び込む「参道」の桜並木を楽しみながら、まっすぐに「本殿」へ向かいましょう。

本殿でおみくじなどを引いた後は、「参道」の元来た道を戻りましょう。

そして、第二鳥居の手前を右に入って、最後に梅林を楽しみましょう。

その進路だと屋台などを楽しむことはできませんが、桜と梅を楽しむためには、この進路が無難です。

最後に/なぜ桜の穴場と言ってしまったのか?

日本全国で桜と梅が同時に楽しめるのは北海道だけで、両方を同じスポットで見ることができるのが北海道神宮だけだからです。

桜だけであれば、北海道内にもっと有名で個性的な桜の名所がいくつもありますし、札幌市内で桜だけを楽しむのであれば、モエレ沼公園がかなりおすすめです。

また、梅だけを楽しみたい方には、北海道神宮よりも「平岡公園」をおすすめします。

しかし、北海道各所の桜の名所は、行き着くだけで時間がとてもかかります。

札幌市内のモエレ沼公園も平岡公園もバスか自動車でないと行けません。

しかし、北海道神宮であれば、札幌のど真ん中「大通」から地下鉄でわずか6分、そして第二鳥居までは徒歩10分程度で行けますので、とても効率的なお花見観光スポットなのです。

そんなところが北海道観光旅行情報には載っていないので、あえて穴場と表現して記事にしてみたという次第です。