札幌ではどこに住みますか?どこへ通いますか?札幌の「駅」の交通や買い物の利便性などをまとめたブログです。

札幌市営地下鉄線の乗り換え方は?知らない間に損することも!

札幌の地下鉄は、日本全国各地の地下鉄と全くと言っていいほど、その利用方法に相違はありません。

しかし、よく地方の方は東京の地下鉄が複雑すぎて良くわからい!と言われ、首都圏に慣れていた私には関西の地下鉄の方がよっぽど分かりにくい!と思っていたように、慣れない路線網には分かりにくさを感じるものですね。

札幌市営地下鉄の路線はシンプルですから、札幌観光や出張で来てちょっと利用するくらいでは、不便さやストレスを感じる方は、ほぼいらっしゃらないでしょう。

そんな札幌市営地下鉄線においても、札幌で生活し頻繁に利用するようになれば知っておかなければならないこと、また北海道旅行・札幌観光客であっても、利用の仕方によっては、知らない間に損をしてしまっていることもあります。

今回は、地下鉄3路線の乗り換え方についてまとめながら、何をどうすると損をしてしまうのか?まで分かるようにまとめてみました。

乗り換えで迷子になってしまう!いつの間にか損をしてしまう!そんなことにならないよう「乗り換え方」について理解しておきましょう。

札幌市営地下鉄の路線図


地下鉄の3路線「東西線」「南北線」「東豊線」は、札幌の都心部である「さっぽろ」「大通」「すすきの」近辺でのみ接近していて、他の駅では乗り換えができるほどの近距離にはありません。

その3駅での乗り換え方が、全く異なるということが、今回押さえておきないポイントで、これを知らないと損することもあるのです。

札幌の地下鉄で乗り換え可能な3駅

❶「大通」駅が一番確実

大通駅は、札幌の地下鉄46駅の中で唯一3路線が通っている駅であり、3路線を改札内で乗り換えることが可能です。

もちろん、運賃は通算されますので、何の問題もありません。

地下鉄を他路線へ乗り換える場合には「大通」駅で乗り換えるものだと覚えておくと良いです。

※ただし、後段で説明しますが、南北線の北側(北12条~麻生)←→東豊線の北側(北13条東~栄町)間を利用する場合には、大通駅では乗り換えに注意が必要(しない方が良い)です。

❷「さっぽろ」駅も可能だが要注意

さっぽろ駅は、南北線と東豊線の2路線が通っていて、乗り換えが可能で、もちろん運賃も通算されます。

しかし、大通駅と異なり、同じ改札内で繋がっていないため、1度改札から出て、もう1度別路線の違う改札に入る必要があります。

ICカード・きっぷ共通の乗り換え注意点

南北線←→東豊線、両線をさっぽろ駅で乗り換える場合、どちらかの改札を出て、もう一方の改札から入り直すまでの時間は、30分以内というルールがあります。

30分を過ぎると運賃の通算が途切れてしまい、また新たに初乗り運賃からかかってしまいます。

改札と改札の間は、JRタワーのショッピングゾーンを通りますが、ちょっとだけ買い物していこう!なんてことをしたら、30分過ぎてしまい損をしてしまう!こともあるので、注意が必要です。

両線改札間は徒歩で5分くらいですが、通るショッピングゾーンがかなり混み合っていますので、時間にゆとりをもって乗り換えましょう。

きっぷ購入利用の時だけの注意点

南北線・東豊線共に、さっぽろ駅の改札は「北」と「南」にあります。

乗り換えをする場合、前の路線の改札を出るときは「南改札」に限定されます。

「南改札」から出場する際は、きっぷを改札機に入れたら前方から出てきます(戻ってくる)ので、これを取って次の改札に向かいましょう。

(×)きっぷを取り忘れると、次の路線に入場する際に、新たにきっぷを購入しなくてはならなくなります。

(×)「北改札」から出場すると、きっぷは戻ってきません(改札の係員に相談すると解決できるようです)。

⇒☆自動改札機が黄色のデザインになっている「南改札」から出場、改札機では、戻ってきたきっぷを確実に受け取ること!

※ICカードの場合は、30分以内に再入場さえすれば、南北どちらの改札を利用しても問題ありません。

❸「すすきの」で乗り換えると損をする

南北線の「すすきの」駅と東豊線の「豊水すすきの」駅は、5分程度の距離なので、乗り換えができるように間違えやすいのですが、できません。

この両駅が全く別の駅であるからで、別の駅であるので、また新たな初乗り運賃からかかってしまい、二重で運賃を取られてしまうことになります。

もちろん、物理的には乗り換えができてしまいます(200円損しても良ければ)。

ICカード利用の場合には、運賃が2回取られる=また初乗りから運賃が取られていることに気が付きませんから、知らない間に損をしているということになります。

乗り換えパターンごとの最適ルート

 


この項目では、北側・南側という単語が出てきますが、大通駅・さっぽろ駅より北か南かを意味しています。

南北線・北側・・・北12条駅~麻生駅

南北線・南側・・・すすきの駅~真駒内駅

東豊線・北側・・・北13条東駅~栄町駅

東豊線・南側・・・豊水すすきの駅~福住駅

東西線←→南北線・東豊線

このパターンの場合は、「大通駅」でしか乗り換えができないので、最適!も注意!もありません。

安心して単純に乗り換えができます。

南北線←→東豊線で北側←→南側の場合

このパターンの場合は、「大通駅」と「さっぽろ駅」の両方で乗り換えが可能です。

ただ、さっぽろ駅での乗り換え方は上記の通り面倒なので、「大通駅」での乗り換えが最適ルートです。

南側から北側へ移動する際に、「大通駅」を誤って乗り越してしまった場合のみ、「さっぽろ駅」乗り換えをするようにしましょう。

南北線←→東豊線で南側←→南側

このパターンでは、「大通駅」でしか乗り換えができません。

「さっぽろ駅」で乗り換えたいと思う方は少ないと思われますが、「さっぽろ駅」では乗り換えをすると、ルール上は2回分運賃がかかってしまいます。

南北線←→東豊線で北側←→北側

このパターンでは、「さっぽろ駅」でしか乗り換えができません。

ついつい改札内で簡単に乗り換えができる「大通駅」を利用したくなりますが、地下鉄のルール上は運賃が2回分かかることになります。

やってはいけない遠回り

前段の乗り換え方パターンで、「さっぽろ駅」だけ、「大通駅」だけというパターンがあり、これを間違うと2回分の運賃がかかるということでしたが、どうしてでしょうか?

理由は簡単です、経路を重複してはいけないルールだからなのです。

例えば、南北線北側の「麻生」から東豊線北側の「栄町」まで乗車する場合、「大通」で乗り換えをすると、さっぽろ~大通間を重複して通ることになります(麻生~さっぽろ~大通、大通~さっぽろ~栄町)。

JRの規則でも同じですが、鉄道は経路を重複して乗る場合は、折り返し地点で運賃の通算が途切れてしまうことになっています(折り返し地点から2回目の運賃が発生)。

JR線で一部にそのような重複経路を乗車してもOKになる場合がありますが、これはJRの規則上で、その経路だけは例外として認められているからです。

恐らく、誰が見ている訳でもなく、証明することも難しいので、実際には二重に運賃を取られてしまうことはほぼないとは思いますが、念のため注意しておきましょう。

最後に

路線図的にはシンプルである札幌市営地下鉄線ですが、乗り換え方だけは実は複雑になっているので、注意しましょう。

今回は、地下鉄~地下鉄の乗り換え方について記述しましたが、JR線や市電・バスとの乗り換え(乗り継ぎ)方についても、別の記事で作成していきます。